一見111番館と同じ洋館だろうと思うでしょうが、広さが格段に違うのです。
111番館が物足りなかったと感じた方はぜひこちらにも寄ってみて。
この館は二階も見学可能で隅々まで家の造りや間取りを見ることができる。
そしてこちらも入館料は無料。ありがたい。
外見も立派なレンガ造りで、庭も広い。
屋敷の中は横に長い造りになっており、入り口を入ってまず左側に向かうとダイニングがある。
広々としていて大人数で食事をしていたのだろう。
この日は111番館と同様、横浜山手洋館フェスタがこのベーリック・ホールでも開かれていた。
となりにはキッチンがあったがこの日は上記のイベントの準備に使われていたようで見ることはできなかった。
続いて二階へと続く階段を上る。
二階は一家のそれぞれの部屋になっており、ベッドやテーブルなどが置いてあり、当時の様子を細かに再現してある。
各部屋にはバスルームとトイレもあり、なんとも豪華なものだ。
イベントの展示は二階でも行なっていて、それぞれの部屋がテーマに沿って装飾してあった。
かなりの豪邸ぶりに感嘆しながらまた一階へと戻る。
今度はダイニングとは反対方向へと向かうと、奥にピアノが置いてあるだけの開けたリビングがある。
ここはかなり広く、目視で30坪ほどだろうか。こんなに広いリビングは初めて見た。
左側にはサンルームがあり柔らかい日差しが降り注いでいた。
中にはテーブルと椅子がありここで休憩することもできるようだ。
このバルコニーでは時々演奏会も開かれていて、私も以前知人に招待されて一度訪れたことがある。
実はそれがきっかけで今回このベーリック・ホールを取材したいと思ったのだ。
館内を全て見終わる頃には閉館の時間が近づいていたため、リビングの椅子に座りちょっと一休みをして屋敷を出る。
日は徐々に傾いてきており、風は穏やかに流れていて外を歩くのも苦にならなくなっていた。
夕暮れを背にもと来た道を歩きながら夕食を食べるため元町へと向かった。
横浜市中区山手町72 横浜市中区山手町72 |
TEL 045-663-5685 |
営業時間 開館時間 9:30〜17:00(7・8月は18:00まで) 休館日 第2水曜日(祝日は開館し翌日休) 年末年始(12/29~1/3) |
ベーリック・ホール http://www2.yamate-seiyoukan.org/seiyoukan_details/Berrick |