人類が初めて体験する地球。
大自然超体感ミュージアム。その名は『Orbi Yokohama』。
大自然の力を体感できる、新しい形のミュージアム。
グランドオープンから1年を迎えた今、「MARK IS みなとみらい」にある地球に旅をしてきました。
「MARK IS みなとみらい」の5階に向かうと「Orbi Yokohama」はありました。
チケットを購入すると、ICタグの入ったリストバンドが配られます。このリストバンドをかざして入場。
ここはなんと、高い技術力とアイディアで、革新的エンターテイメントを追求してきた、ゲームでおなじみSEGAと、地球上の生命の姿や自然の神秘を、脅威の映像力で捉えてきた、BBC EARTHの二社による共同プロジェクトになっています。
これからたくさんのエキシビションを体験するのですが、今回はエキシビションごとに3人のライターが交代で書いてみました。
それでは行ってみましょう!
等身大図鑑「アニマルペディア」
ゲートをくぐり、館内に入ると天井まで届きそうな大きなスクリーンが最初に目に入ります。
スクリーンにはたくさんの動物のシルエットが動いている姿が映っていて、その下ではお客さんが腕を上げてなにやらあちこちに一生懸命動かしています。
ここはアニマルペディアといって、スクリーンに映し出された実物大の動物たちの生態や特徴などを知ったりコミュニケーションをとることができるゾーンです。
早速体験してみましょう!
入場の際に配布されたリストバンドを手首につけ動かすとスクリーンにカーソルが現れ、動物をタッチすることができます。
うまく動物にタッチできるとこちら側に近づいてくれ、その動物についての情報が現れてきます。
しかしどうやら私には難しく、うまく動物を捕まえることができず段々腕がプルプルしてしまいました…….。
持ち時間は一人3分で、体験する回によって動物の種類が違うようなのでぜひ何度も体験してたくさんの動物と遊んでください!
地球飛行「アースクルージング」
手を広げた大人5人分くらいの大きさの大型湾曲スクリーンと、そこへ映し出された空撮映像が作り出す仮装飛行体験エキシビジョン。
実際に正面から吹いてくる風を受けながら、上空から森林、砂漠、川、山に接近していく地球の地形を感じられるアースクルージングです。
この旅は見たことのない地球の姿を目にするたびに、「世界は思っているよりもずっと広い。ずっと鮮やかで、深く険しい。」と思わせてくれます。
右回り(アメリカ大陸中心)・左回り(アフリカ大陸中心)と 2回楽しむことができます。
ワイルドジャーニー「エレファンツ」
アフリカゾウの群れと共に壮大な旅に出発しましょう。
アフリカの過酷な環境を必死に生き抜く彼らの姿を、全身で感じることができます。
このゾーンは待っている間は、原寸大のアフリカ象の足や顔のレプリカを見ることができます。そちらも楽しめるのですが、案内のお兄さんがとにかく面白いです。
これだけでもこのゾーンに行く価値はあります。さて、本題のワイルドジャーニーは360度のスクリーンに象が映し出され、象の歩く映像に合わせて床が動いたりするのでまるで象の群れに囲まれた気分になれます。もしかしたら動物園に行くよりも「生きた象」を見れるかもしれません。
4Dシアター「マウンテンゴリラ」
絶滅の危機に瀕するマウンテンゴリラ。
ゴリラと彼らを追う撮影スタッフの現場を、3Dで体験できます。
ゴリラって、その単語だけで子供の時は大笑いできたなあ……なんて思いながら見ているとその迫力にやられます。
3Dとその他の仕掛けが相まって本当にすぐ近くにいるように感じるのです。群れのボス「シルバーバッグ」が現れた時に某TVCMを思い浮かべたのは私だけじゃないはず…
ユーモアあふれるお姉さんが豆知識を教えてくれます♪
極寒体験「マウントケニア」
この猛暑におすすめ!のゾーン。
暑いイメージのあるアフリカ、赤道直下の地にも氷点下の世界が存在します。
1日で劇的に変化するマウント・ケニアの夜の気温を体感してみましょう!
はてさて、この極寒体験ゾーン。何度くらいまで下がると思いますか?
0度は軽く下回りました…
私は本番に行く前に根を上げてしまいました。
凍てつく寒さに歯を鳴らしながら、マウントケニアの星空をほんの少し見ることができます。
残暑が厳しく、ついだらだらしてしまう皆様、ロマンティック☆な冷凍庫へいってらっしゃいませ!
海中散歩「ブルーレイヤー」
極寒体験の後に特におすすめのこのゾーン。
地上の世界をひと時忘れて海の世界へ。幅12メートル、高さ2.4メートルの円形スクリーンを舞台に、海面・浅瀬から深海までを旅する癒しの海中散歩が幕を開けます。
映画館のような空間に貝殻のような白い広いソファがあり、歩き回った体を一度落ち着けて海の世界へ潜っていけます。
鮮やかな生き生きとした命あふれる深度から、月に行った人数よりもたどり着いた人間が少ない神秘の海底まで静かな驚きをもって楽しむことができます。
キッズプレイグラウンド「メガバグズ」
ここは残念ながら体験することはできませんでした。
普段は気にも留めない昆虫たちのミクロの世界に入れる、キッズ専用スペースです。
ちょっとのぞいてみましたが、アスレチックのような感じで、とっても楽しそうでした。
地球色見本「アースパレット」
ブースの中に入るとそこには地球上に存在する無限の「色の空間」。
自然がつくり出す、神秘的な色彩たちを堪能することができます。
どの色もとても美しく、いつまでも見飽きなかったです。
大自然マッピング「ベースキャンプ」
ここはなんだろうとパンフレットを見ると、ちょっとした休憩場所のようになっているそうです。
大きなブロックが積まれており、こちらには世界の山やジャングル、はたまた氷河などの広大な自然をプロジェクションマッピングによって映し出されています。
また時間によってはそういった自然と一緒に合成写真も撮ることができ、今か今かと待っていたのですがなかなかその時間にならず、今回は諦めてしまいました。
スクリーンの反対側には”モーフィングストーン”というぷにぷにした大きなオブジェにはプロジェクションマッピングでカエルやイモムシが映ったり。
女の人にはちょっと苦手かもしれませんね。
子どもは大喜びでタックルしてましたが笑
たくさんの体験ゾーンで遊んで疲れたらここで自然を眺めながら休憩するのもいいですね。
コンマ数秒の世界「タイムスライス」
ここではハイスピードカメラで撮影された動物たちの1秒の動きと、自分の1秒の動きを比較できるコーナーです。
私も気分は達人にようにかなり速くパンチを繰り出したつもりでしたが、カメレオンの舌の速さにはまったく勝てませんでした。
おもしろ写真館「エクストリームフォトスポット」
館内を十分楽しんだ後は、「エクストリームフォトスポット」へ!
今まで見てきた自然や生き物との愉快な合成写真を撮ることができます。
大人数でもきちんと調整して撮ってくれるのがいいところ♪ジャンプしたり仲良く並んでみたり大自然に溶け込むもよし、自分の存在を主張するもよし。でも結局「自然には叶わない。」と実感するゾーンです。
撮影すること自体にお金はかからないので納得するまで取り直せるのが嬉しいですね!
もちろん、最後にショップで写真を購入することができます。
不思議な鏡「アニマルセルフィー」
場内にぽんと置いてある鏡の前へ行くとなんと突然私の顔がシマウマになり、腕も縞模様になったではありませんか!
これはアニマルセルフィーといって、CGとの合成により自分の顔や体が動物の体の模様になる不思議な鏡なのです。
肌が出ている部分のみ模様がつくのですが、お腹や足を出している人を見るとちゃんと動物柄になっており、なかなかよくできております。
また合成された映像は写真撮影もしてくれ、入場の際に配られたリストバンドで保存ができ、出口で確認することもできます。
私はシマウマとチーターとヘラジカになってみたのですが、きちんと変身できましたよ!
気に入った写真は有料でプリントアウトもできるようなので思い出作りにいかがでしょうか。
シアター23.4
このシアターの名前の由来は地球の自転の傾き23.4度にちなんでいるそうです。
リストバンドをタッチして中に入るといくつかのスクリーンがあり、それを見ながら劇場内に案内されるのを待ちます。
時間になり劇場内に入ると”幅40m×高さ8m”の大きなスクリーンがぐるっと設置されており、スタッフの方の話によると立体音響を導入し、風や霧などの効果により自然を身近に体験できるようなものになっているとのことです。
ワクワクしながら座席に着くと、映像が始まりました。
取材に行った時期はミーアキャットの生態や生活に迫るドキュメンタリー「ザ・ミーアキャット」上映されてました。
映像は横に長いスクリーンのあちこちで映し出され、そのつどあちらこちらと体を動かしながら見ました。
途中で霧が吹いたり音がいろんなとこでしたり動物がアップになったりとなかなか迫力があって面白かったです。
内容はあまり詳しく言うとネタバレになってしまうので気になった方はぜひ実際に見に行ってみてください!
いかがでしょうか?
このようにたくさんのエキシビションがあって2時間ちょっとほど楽しめました。
他にもアフターショー&サービスとして、Orbiで体験したBBCの映像の舞台裏をみることができるメイキングコーナーや、エキシビションで撮影した写真を購入できるフォトダイアリー、ショップやカフェなどたっぷり楽しめます!
カフェでは地球丸かじり!のブルーバーガーにこの時期は「ザ・ミーアキャット」に関連したスコーピオンパスタもありました。ミーアキャットになりきって食べてみましょう!
こちら動画にうつっていますので興味のある方は観てみてください。
オープン1周年を迎えた「Orbi」。
動物園や科学館とも違ったアプローチで自然や動物を楽しめます。
みなとみらいにある地球に行ってみませんか?







MARK IS みなとみらい 5F 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目5番1号 TEL 045-345-0918 MARK IS みなとみらい |
開館時間:10:00~23:00 (最終入館:21:00) |
入館料 大人 (大学生以上) :2600円 小人 (小・中学生) :1300円 幼児 (4歳以上) :1300円 シニア (60歳以上) :2000円 |
Orbi Yokohama http://orbiearth.jp |